アカモク由来フコキサンチン
フコキサンチンは食用海藻に多く含まれる成分で、特に水温が低い海域のアカモクに多く含まれます。アカモクは商業利用されてきませんでしたが、フコキサンチン含有量が高い北海道産のアカモクからオイルを抽出しました。
アスパラガス擬葉
アスパラガスの食用部分が伸びて茂った部分「擬葉」はルチンやサポニン、ビタミン等を豊富に含みます。収穫を終えたアスパラ畑一面に擬葉が生い茂る風景は北海道の夏の風物詩。その擬葉を乾燥粉末化した素材です。
アスパラガス茎抽出物
アスパラガスは収穫後に長さを揃えて出荷されますが、その際に生じる未利用資源の切り下部分を有効活用しました。北海道産のアスパラガスの切り下を酵素処理し、熱水抽出、濃縮して得られたエキスです。
エイ由来コンドロイチン硫酸オリゴ糖
北海道で水揚げされるガンギエイ(カスベ)の軟骨から抽出される高分子のコンドロイチン硫酸を北海道大学および北海道立総合研究機構と共同開発した新技術で腸管からの吸収性に優れた低分子にした素材です。
ガゴメコンブ由来食物繊維
がごめ昆布は函館周辺を含む津軽海峡沿岸の限られた地域でしか採れない昆布。粘りが強く、とろろ昆布や松前漬けに加工され利用されています。粘りのもとになっている高分子の多糖類、フコイダンが主成分の食物繊維です。
カズノコ由来DHA・EPA
国内ニシン加工業の多くが北海道内に存在しています。ニシンの卵「カズノコ」は、DHA・EPAが豊富で、リン脂質結合型が多く吸収・代謝が速いのが特徴。誤解されがちですがプリン体は少ない健康食材です。
クマザサ粉末
北海道に自生するクマザサの一種である、天然・自生の「クマイザサ」を独自の技術で粉末化。クマイザサ由来ホロセルロースをはじめ食物繊維を豊富に含み、抹茶のような風味とまろやかな味わいが特長です。
サケ鼻軟骨由来 非変性Ⅱ型コラーゲン・プロテオグリカン
北海道で水揚げされた鮭から鮮度を保つためその日のうちに鼻軟骨を採取・洗浄し抽出したものです。ヒトの関節軟骨の主成分である非変性II型コラーゲンを40%、非変性プロテオグリカンを30%含みます。
殺菌乳酸菌 EC-12
ヒト由来の乳酸菌EC-12(学名:Enterococcus faecalis EC-12)を独自の培養・処理技術により加熱殺菌処理し、高密度濃縮した乳酸菌素材。耐熱性に優れ品質が安定しているのが特徴です。
植物性乳酸菌 HOKKAIDO株
北海道立総合研究機構食品加工研究センターが北海道の農家が漬けた漬物(乳酸発酵)から分離した植物性乳酸菌(学名:Lactobacillus plantarum HOKKAIDO)。酸やアルカリ、塩分に強く、生きて腸まで届きます。
西洋カボチャ種子油
道産西洋カボチャの加工の際に未利用資源として生じる種子を乾燥焙煎し圧搾した油。欧州ではペポカボチャ種子油が利用されていますが、西洋カボチャ種子油も同様に利用できることがわかっています。
大豆イソフラボン
イソフラボンはポリフェノールの一種でダイゼイン、ゲニステイン、グリシテインおよびその配糖体などの成分の総称です。北海道は大豆収穫量全国一位を誇り、日本の全収穫量の約三割を占めています。
ダッタンソバ由来 ルチン
穀物ではソバのみに含有されるポリフェノールの一種。農研機構北海道農業研究センターで育成したダッタンソバ品種「満天きらり」は従来品種と比べて苦みが弱く、加工食品にした場合のルチン含有量が極めて多いのが特徴です。
たもぎ茸濃縮エキス
北海道の黄色いキノコ「たもぎ茸」から「エルムマッシュ291」という品種を北海道立総合研究機構林産試験場と食品メーカーが共同開発。これを熱水抽出し濃縮したエキスです。β-グルカン、エルゴチオネインなどを含有しています。
たもぎ茸由来 エルゴチオネイン
エルゴチオネインは生体内に広く分布する親水性アミノ酸で、きのこ類のなかでも、特にヒラタケ科の食用キノコ「たもぎ茸」に豊富に含まれます。体内で生合成されないため食事などから摂取する必要があります。
担子菌培養抽出物
キノコの、食用にする子実体ではなく菌糸体(キノコの根に相当する部分)を長期液体培養したエキス。キノコの多くに含まれβ-グルカンのほか、特徴的なα-グルカンを含有しています。
チコリー根焙煎粉末
葉の部分を食用とするチコリーの根は未利用資源でした。水溶性食物繊維であるイヌリン(フルクタン)を豊富に含む根を乾燥焙煎した粉末です。古くからハーブとして使われ、コーヒーのように抽出して飲料として利用できます。
テンサイ由来 ラフィノース
北海道産の甜菜(ビート)から分離精製された天然のオリゴ糖の一種。D-ガラクトース、D-グルコース、D-フルクトース各1分子から構成されます。甘味はショ糖の約20%、カロリーは約半分です。
乳酸菌 クレモリス菌FC株
コーカサス地域の人々の長寿について調査した研究者が、現地のヨーグルトから分離・純粋培養し開発。独特の粘りと穏やかな酸味が特徴的なヨーグルトを産します。(学名:Lactococcus lactis subsp. cremoris FC)
春採り昆布
一般的に昆布は夏に収穫されますが、晩冬から春にかけて、若い昆布の間引きのために採取される昆布の若葉「春採り昆布」は柔らかい歯応えなので、豊富に含まれるフコキサンチンなどの成分を摂取しやすいのが特徴です。
マイタケ「大雪華の舞1号」
温度・湿度・換気の管理が大変で安定生産が難しいマイタケの安定供給と食味向上を目的として北海道立総合研究機構林産試験場が開発した新品種。従来の品種に比べて、食物繊維やβ-グルカンを多く含有しています。
ライチ果実由来 低分子化ポリフェノール
ライチ果実から抽出したポリフェノールポリマーを低分子化した世界で初めてのポリフェノール素材です。一般的なポリフェノールは分子が大きいため摂取しても体へ吸収されにくいのに比べ、高い吸収率が期待されます。
ライラック由来有胞子性乳酸菌
札幌市の木として初夏を彩る「ライラック」の花から採取・単離した乳酸菌(学名:Bacillus coagulans lilac-01)です。食経験があり安全で、硬い殻に覆われているため、酸や熱に強いので胃酸や胆汁酸に負けることなく大腸まで生きて届きます。
DFAIII(ダイフラクトースアンハイドライド III)
チコリー由来のイヌリン(果糖の重合体)に微生物由来の果糖転移酵素を作用させて生成される、果糖二分子が環状に結合した難消化性の二糖類。砂糖の50%程度の甘味を有する。
内在性酵素活性化ダッタンソバ由来ケルセチン・ルチン
ダッタンソバを25℃、4時間保温することで内在性ルチン分解酵素を活性化させ、ルチンからケルセチンを生成させる熟成工程を経る。
鹿角霊芝
霊芝はサルノコシカケ科に属するキノコで和名は「マンネンタケ」。なかでも一定の生育条件で傘が開かずに生長した希少価値が高い「鹿角霊芝」はβ-グルカンを豊富に含みます。
青シソ葉エキス
北海道の契約農家で栽培された青ジソの葉を原料に、シソ独特の匂いや味を除去して、ルテオリン、アピゲニンなどのフラボノイドの配糖体やロスマリン酸などの活性成分を抽出した素材です。
GABA(γ-アミノ酪酸)
古くは古代エジプトやインド文明でも食されてきた大麦は不足しがちな食物繊維を多く含み、なかでも水溶性食物繊維であるβ-グルカンを多く含んでいます。
大麦β-グルカン
古くは古代エジプトやインド文明でも食されてきた大麦は不足しがちな食物繊維を多く含み、なかでも水溶性食物繊維であるβ-グルカンを多く含んでいます。
赤ビーツ乾燥物
北海道内で無農薬栽培した赤ビーツの乾燥粉末。赤い色素の「ベタレイン」やオリゴ糖の「ラフィノース」などを含み、ビタミン、ミネラルも豊富なスーパーフードです。
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